[今日は何の日]十三夜

深川江戸資料館

深川江戸資料館の再現展示。写真は十五夜の飾り付け。団子の巨大さが目を引く

今日は旧暦9月13日。今夜の月を十三夜と言う。旧暦8月15日の月を十五夜(中秋の名月)として祝うのは全国的な風習だが、江戸時代、十五夜だけを祝って、十三夜を祝わないと「片月見」といって縁起が悪いとされた。

江戸時代の風俗を記した『守貞漫稿』(嘉永6年〔1853〕成立)に、十五夜に酒食を饗したりした場合は、必ず9月13日にも今日(十五夜)の如くすること、〈これをなさざるを片月見と云て、忌むこととす。俗諺のはなはだしきなり〉と記している。


深川江戸資料館

柿やサトイモを供えた江戸時代の十五夜の飾り付け。中央の握り飯みたいなものは団子。深川江戸資料館の再現展示にて

十五夜、十三夜ともサトイモの収穫シーズンと重なるため、サトイモを供えるケースが多い。十五夜を芋名月とし、十三夜を豆名月や栗名月と称するところもある。十五夜、十三夜をセットとしてとらえ、秋の収穫物を配置したものであろう。

というわけで、先日、十五夜を愛でた方は旧の9月13日もお忘れなく!?