[今日は何の日]駅弁発売の日

宇都宮駅のおにぎり(初の駅弁)

1885(明治18)年に宇都宮駅で販売された駅弁のイメージ再現。横浜市歴史博物館「大おにぎり展」(2014年)の展示より

1885(明治18)年の今日、日本鉄道の大宮〜宇都宮間が開通した。この時、宇都宮駅でおにぎり2個にたくあんが添えられた駅弁が売り出された。
値段は5銭。当時はうな丼1杯10銭だったと言われるから、かなりいいお値段のおにぎりということになる。

これを駅弁の始まりとして、日本記念日協会ではこの日を「駅弁記念日」としている(駅弁の始まりについてはほかにもいくつか説がある)。

写真は日本鉄道構内営業中央会による、この時の駅弁の模型。添えられたたくあんに対しておにぎりがあまりにも巨大で、いったい何合炊いたのだろうかと思ってしまったが、これはイメージで、実物大ではないとのこと。

崎陽軒のシウマイ弁当

JR横浜駅のシウマイ弁当(崎陽軒)。伝統的な経木(薄い木の板)の折が余分な水分を吸収し、ご飯がべたつかないようになっている

ところで、今では駅構内にコンビニ形態の売店が進出し、普通の「コンビニ弁当」も手に入るようになった。一方で、伝統的な「駅弁」には、さめてもおいしいように作られているものが多い。

今や家庭やコンビニ、スーパーの片隅にも電子レンジが設置され、惣菜や弁当を食べるのにすっかり手放せなくなった観があるが、この電子レンジ全盛の時代に「温めなくてもおいしい」駅弁という存在は、ちょっとした巧みの技の結晶ではないだろうか?
そんなことを考えながら、駅弁をチョイスしてみるのも楽しい。