真夏の夜の動物園&水族館、上野動物園などで開催

真夏の夜の動物園:上野動物園

夜間ならではの光景が楽しめる、「真夏の夜の動物園」

上野動物園(東京都台東区)では、2019年8月10〜16日の間、開園時間を20時まで(入園は19時まで)延長する「真夏の夜の動物園」を開催する。
期間中は、飼育担当者による動物解説や、不忍池を眺めるオープン・ビアガーデンの営業などがある。

また、2019年8月10〜12日の各日、夜空の元で生演奏を楽しむ「音楽の夕べ」も開催される。

上野動物園

バオバブの擬木に佇むワオキツネザル

夕闇迫る動物園というのは、普段あまり見ることがない、一種の異世界だ。キリンは黒くて長い巨大な影と化し、サルはサル山から降りて床でごろごろとくつろいでいる。マダガスカルのコーナーでは、バオバブの擬木にワオキツネザルのシルエットが浮かび、なんとも幻想的。

アイアイ:上野動物園

夜行性のアイアイが寝小屋に入るまでの一瞬、明るい状態で観察できる

おすすめはアイアイのコーナーだ。
夜行性なので、普段は昼間に館内を薄暗くして動き回るところを見せているのだが、夜間公開では、ライトが照らされて館内が逆に昼の状態となる。

アイアイ:上野動物園

樹の中にいる昆虫などをほじりだすための、特徴的な細長い中指も確認することができる

このため、寝小屋を開けるまでの一瞬だが、白日の下に晒されたアイアイを観察することができる。動物へのフラッシュ撮影は禁止されているため、普段だと薄暗いところで素早く動き回るアイアイをカメラに収めるのは至難の業なのだが、この一瞬だけは通常の撮影モードでも写すことができ、またとないシャッターチャンスになる。

上野動物園

夕方から夜にかわっていく光景を、時間を気にせずに楽しむことができる。写真は上野動物園

また、多摩動物公園(東京都日野市)でも、8月10〜12日、17〜18日、24〜25日に開園時間を20時まで(入園は19時まで)延長する「サマーナイト@Tama Zoo 2019——フクロウがなく夜の動物園」を開催。

多摩動物公園

夜のライオンの様子。多摩動物公園にて


上野動物園

サル山から降りて、床でくつろぐサルたち。上野動物園にて

よこはま動物園ズーラシア(横浜市旭区)も、2019年8月の土日と12日に「ナイトズーラシア2019」を開催。開園時間を20時30分まで(入園は19時まで)延長する。

葛西臨海水族園

夜の葛西臨海水族園。夜の潮風が吹くテラスで夕涼みができる

一方、葛西臨海水族園(東京都江戸川区)では、2019年8月11〜16日に開園を20時まで(入園は19時まで)延長する「Night of Wonder——夜の不思議の水族園」を開催。開園中に館内および水槽の照明を落とし、実際に魚の夜の行動が観察できるようにするほか、ウミホタルの発光実験などが行われる。

葛西臨海水族園

葛西臨海水族園では、期間中、水族園スタッフによる「夕暮れトーク」、夜間の生物の行動を観察する「サンセットガイド」なども開催される


上野動物園夜間公開「真夏の夜の動物園」

パンダが浮かび上がる誘導路。上野動物園夜間公開「真夏の夜の動物園」にて