「ミュージアムめぐりナイト」レポート

2008年11月22日に、東京カルチャーカルチャーで博物月報初のトークイベント、「ミュージアムめぐりナイト」が行われました。

右から博物月報主宰の盛田、東京カルチャーカルチャー司会のテリー植田さん、建築家で博物月報レポーターの津村。このほか、数名の博物月報レポーターも登壇し、3部構成で行われました。
  【第1部】おすすめミュージアム
  【第2部】ハクブツ的物件とミュージアム
  【第3部】あやしい公共建築
  アンケートコーナーとエンディング

第1部では、博物月報がこれまでめぐってきたなかから、おすすめの物件を『よりぬきサザエさん』のようにご紹介。

まずは、「懐かしい昭和の博物館」と題して、団地を館内に丸ごと再現した「松戸市立博物館」と、「北名古屋市歴史民俗資料館」をフィーチャー。
前者は1993年の開館で、昭和展示の走り。今でこそ珍しくない博物館の昭和展示だが、すべてはこの松戸から始まっているというワケ。後者は、図書館の2階に「昭和の路地裏」が広がっているという意外性がGOOD。
以下、おすすめが続きます。


博物館は「ふれあい」が大事。


たとえ、それが下水でもふれあえてしまうのが、博物館のスゴいところ。


男4人で「リカちゃんキャッスル」を語るの図。


リカちゃんについての蘊蓄に満ちた施設です。写真はリカちゃんの首が作られていくところ。リアル人形焼に見える!


第2部「ハクブツ的物件とミュージアム」で、「恐竜が鳥に進化したように、博物館は寺から進化した」と自説を語る盛田。

われわれをミュージアムに惹きつける「ハクブツ的物件」とはなにか?——それを『その土地の、文化や風土、自然環境を記憶している物件』と定義して、博物館というハコのなかだけにとどまらず、公園や神社仏閣にも着目すると、「ハクブツ的物件」の楽しみ方が広がるという例をスライドで紹介。


さらに、第3部「あやしい公共建築」では、建築物をハクブツ的に見る。


本歌取りやオマージュが得意な日本人だが、ときどきやりすぎてすごいものをつくる……。そんな事例をバシバシ紹介。これは日本文化の新展開なのか?危機なのか?


アンケートコーナーで、会場からの「臨海副都心でおすすめの場所は?」との問いに、青函ワールドの魅力を力説する博物月報レポーター。(いや、ホントいい展示なんですよ、ここ)


お越しいただいた皆さま、本当に、どうもありがとうございました。
これからもミュージアムの魅力について、さまざまな場でお伝えしていければと思っております。今後とも「博物月報」をよろしくお願いいたします。