[今日は何の日]青鬼の行方

青鬼@香川県高松市

高松市屋島で目撃された「青鬼」の石像

『泣いた赤鬼』などで知られる童話作家の浜田広介が1973(昭和48)年の11月17日に没。
『泣いた赤鬼』とは——人間と友達になりたい赤鬼に、青鬼が「ぼくが村で暴れるから、そこへ君がやってきてぼくを殴ればいい」と悪役を買ってでる。青鬼を退治した赤鬼は人間と友達になる。青鬼は赤鬼が人間と仲良くなったのを見て、そっと山を去っていく。赤鬼は青鬼の置き手紙を読んで涙する——というお話し。

この時に山を去った青鬼がそののちどうなったか、気がかりだった子どもも少なくないと思われるが、先年、香川県で余生を送っていることが判明した。

香川県の「わがかがわ観光推進協議会」発行のパンフレットによれば、故郷を去り旅に出た青鬼くんが、全国をめぐり、香川県に立ち寄ったとき、人々の温かい心に感謝してこの地に住み着いたということである。

現在では「観光客を温かく迎える親切運動」のマスコットキャラクターの要職にあって、各種の観光イベントで観光振興に余念がない。写真は、高松市屋島で目撃された石像。「観光客に親切に」と(地元民に向かって)呼びかけている。